久々の雨。暖かい。
この後に寒気が来るらしい。
天気予報はありがたいが心配事も増える。
思ったこと(個人的な暗めの話です)
昨日書いたことについてさらに考える。私はしつこい。でも大事なことだ。
子供時代になぜ母に延々となじられていたのだろう。父は仕事が忙しくほとんどうちにいない。うちにいても寝ているか酒を飲んでいるかでまともに話ができない。酒を飲んで酔っ払っていることを私は”お酒ワールドの住人”になったと呼んでいる。
ほかの家族は私、それ以外には介護の必要な人がいるだけだ。母が入信していた教団の人は「家庭内の問題には関わりませんから(それよりも教団の活動を頑張ってください)」というスタンスだった。
なるほど、だから私に集中したのか。子供だからというより、まともに話を聞いてくれる人がそばに私しかいなかったということ。負荷かかりすぎだ。
2重3重に孤立していた母の感情を一点で受けていた。そういうことだった。
心の中ではなんとなくわかっていたことを実際に整理して書き出せるようになるのに何十年もかかった。やっと一つ整理ができた。
さらに考える
夜中眠れずに考える。(ここから先は軽く鬱になったおっさんの妄想ですので適当に読んでください)
また覇権国家のあの国のことを考える。あの国はなんでセミナーとかフィットネスとか努力を強いるのだろう。それって大変にきついことだ。この努力には今のままではダメだ、という現状の否定が前提にある。そしてそれを他人にも強いる。お前もこのチキンレースに乗れ、と。
なぜか画家のゴッホがピストルで自殺をする前の晩、丘の上でずっと「ダメだ、ダメだ」と叫んでいたエピソードを思い出す。岡本太郎さんの本にあった。
自分に要求するレベルが高すぎるのかそれとも何らかの狂気なのか。
あの国は金もうけや成功を肯定する独特の宗教観があるという人もいる。今のままでは救われないということか、いや努力しても救われるかわからないということか。いい迷惑だ。落ち着け、まわりを巻き込むな。
「今のままではダメだって、お前今死なずに生きているじゃないか」
そう言いたい。努力も大事だが”ダメだ”、がベースになってしまうときつい。理屈や理念がベースではきついのか? よくわからない。~すべき、でなく、”今ある”現状をそのまま受け取れないときつい?
そういう環境だからなのか反動でありのままでいい、とかポジティブシンキングとかそういうのも盛んだ。
どっちも同じレベルのものだ。きつい言い方をすれば妄想だ。ポジティブシンキングいいな、と思っていた時期もあったが、どっちも効果よりも害のほうが大きいのでやめた。昔の知り合いに眠れないので眠剤を飲む、そうすると今度は朝起きられないのでカフェインの錠剤を飲んで無理やり起きる、と言った人がいたがそんな感じだ。往復ビンタのようなきつい状況。
なんであの国のことを考えるんだ。それだけ影響力が大きいのか。某漫画的に言えばあの国は「憎いあんちくしょう」か。
この文章に無理やり結論をつけるとすれば:~すべきとか、真理とか、酒とか、”今ここ”から離れてしまうときついことになる、ということだろうか。まあこれも理屈なんだけど。書けたからといってうまくできるわけではない。私も散々振り回された。だからこの文章を書いた。
理屈を言うよりもぬいぐるみでも抱きしめておけ、そうすればその触感が”今ここ”に連れ戻してくれるだろう、ということだろうか。悩むよりとりあえずぬいぐるみを買おう。それがいいと思う。(お題「#買って良かった2020 」・事故のようなお題回収のしかただ)