本日2つ目。
いろいろあって何だかぐったりしたので引きこもることにする。
動画サイトの映画の世界に引きこもる。
何にしようか。探す。とても落ち着く。
映画そのものよりもカタログを見ているほうが楽しいようだと最近気づく。
映像よりも文章を読むのが好き。
・・・これにしよう。「サイレントヒル:リベレーション」
ホラー好きだな。というかジャパニーズホラーゲームが好きなんだ。
ホラーゲームは怖いので自分ではやらない。夢見がひどくなるし。夢の中でかなりリアルに再現される。そんなのたまらん。だからもっぱら動画で見るほう。
この映画の原作はコナミのホラーゲーム「サイレントヒル」の3作目のやつだ。
観る。・・・なんだこりゃ、設定が強引だな。設定が自然に見えたのはゲームのせいか。それにゲームとも展開がだいぶん違う。
映画はゲームみたいに何十時間も費やせない。それで不自然になるのか。
考えてみたらホラーなんて不条理の塊だものな。登場人物をその不条理に放り込むのにはかなりの工夫がいるということか。
何か表現したいことがあってそれを限られた時間やモノの中で表現する。そうすると多かれ少なかれ不自然になる。そういうことか。本来作者が言いたかったことは何か。
でも、設定や表現はわざとらしくても演じている人間は本物だ。なぜかそう思った。演者のまわりで世界が出来上がる。演出過多だとかえってそれが見えなくなるのかな。
主人公を演じるレベルの俳優さんはやっぱり特別だ。バイタルがある。生き生きしている。
ゲームの中でも出てきたクリーチャー?が出てくる。なんだか安心する。お約束や様式美はある程度必要だな。
あくまである程度だ。詰め込みすぎはよくない。最近お約束を詰め込みすぎて筋書きがよくわからなくなっている映画が多い気がする。
最後までなんだそりゃ、な展開が続いたが楽しめた。久しぶりに映画を最後まで観た。最後というのはエンドロールでドルビーなんとかやそういうのが流れるところまで観るということだ。
久しぶりに映画を観たけれど素晴らしい現実逃避になった。イライラとマウスをクリックしたりせずに、ほったらかしでボーっとできたのがよかった。ありがとう。また観ようかな。