庭にある柿の木に上って実をもいで
枝をはらった。
歳を取ったせいなのかもしれないが
生き物と対峙するのには体力がいる。
そして対峙すると生命力が上がる。
柿の枝は折れやすくバランスの能力を
要求される。
今年は天候不良のせいか数はたくさんなっているが
小粒で熟す前に柔らかくなってしまっているのも多い。
よくできたものはたいてい鳥や虫に食われている。
柿の見分け方は鳥や虫が食ったものがいい柿だ。
かれらはまずいものは絶対に食べない。
もったいない精神って何? というレベル。
おいしいイコール安全で栄養があるということなのかもしれない。
そこらへんは動物の知恵だろうか。
柿の木の枝を切ったおかげで風通しと日当たりがよくなった。
とても気分がいい。