雨。日差しがないが少し蒸し暑い。季節がわからん。
最近は天気予報も外れがちだし。
テレビでは「103万の壁が~」とかいっているけれど、あれは何なのだろう。議員が言っていることをさも国民全体の問題のようにキャスターは話しているけれど問題に本当にそこなのだろうか。
とにかく買い物に行く。とりあえずはこっちの方が大事。国全体の問題を考える余裕がない。
遠出する。海を見に行く。
バスに乗る。若者の集団がうるさい。若者は「速攻」とか言いがち。私も若い頃はそうだったかも。遥か昔だ。
"タイパ"とか。若いんだからそんなに焦るな、と思う。残り時間の少ない私みたいなおっさんの方がのんびりしている。もう早く動けないし、焦ると積み上げができないという知恵がある。
速攻とか言うわりにタラタラ歩いている。常にダルそうにしている。それが若者?
若者の集団はレポートをAIで書くとか言っている。いいのかそれで?
こういう話が出るとやっぱりそもそも論は大事だと思う。
バスは渋滞に巻き込まれている。スマホの情報と違う、と若者たちは騒いでいる。どうなってんだ、と。
目の前で工事が行われていて片側の交互通行になっている。渋滞はそのせいだが、若者はそっちを見ない。
嫌味なおっさんだな。と自分で思う。もう若くないということか。ホッとした。あんなの2度とごめんだ。やり残したことはたくさんあるけれど、若者時代には戻りたくない。
若かった時代におっさんの余裕がほしかった。でも常に今しかない、それは変わらない。
バスを降りる。若者の集団はあっという間にいなくなった。
海はいい。音や風、振動。ホッとする。誰もいない。
こういう辺鄙な場所の施設の管理人のおっちゃん・おばちゃんてどんな生活をしているのだろう。まさか住み込み?
帰りにリサイクルショップによる。昔のCDが信じられないくらい安い。
でもちょっと考えてみる。そもそも最近はCDプレイヤー持っている人は少ない。パソコンにもCDドライブがないもの多いし。
私が持っている古いWALKMANは容量が足りずにメモリがパンパンだ。新しいのが必要。
・・・何だ、ちっとも安くないじゃん。環境を整えるコスト。
昔の再生機器は高かったな。それがある前提でCDをレンタルしていた。
よくわからないけれど、昔は金持ちだった? いやスマホと同じくらいの値段だろ。
別に全部スマホに集約する必要はないんだけどな。
そういう意味では昔は贅沢だったのかも。
何を見ても昔を思い出すおっさんは買い物を済ませて帰ることにする。
セルフレジの利用を店員が必死に呼びかけている。セルフレジはスペースが狭くてやりづらいんだよ。
でもやるけど。時代の変化に否応なしに巻き込まれている。