今週のお題「読書感想文」
今週のお題は読書感想文だ。
子供のころから大の苦手だった。
作文もどちらかというと得意ではなかったが
読書感想文はそんなレベルの苦手ではなかった。
子供のころはなぜかわからなかったのだが
今考えてみるとたぶん、
- 自分にとって読書とは非常に個人的な体験でそれを人に向かって発表するなんて恥ずかしくてできない。
- 人と付き合うのが苦手で本の中に安らぎを見出していたのでそれを暴かれる?のが苦痛だった。
- 自分にとって読書はテーマパークに行くようなものなのでその行為が済んだ後になってまであーだこーだ言いたくない。「ああ、楽しかったでいいじゃん」
ということなのではと思う。
理屈っぽくてひねくれた子供だった。
1クラスが15人くらいだったら上記のようなことを
ボソボソと書けたかもしれないと当時を思い返して考えた。
自分のいた学校は1クラス40人の後半くらいの人数で
おまけに受験戦争・詰め込み教育の時代だったので
いろいろなことが猛烈なスピードで流れていった。
とてもじゃないがそんな余裕はなかった。
今もこんなに1クラスの生徒は多いのだろうか。
大人になった今、40人の生徒を一人で相手してたなんて
先生ってすごかったんだなと思う。と同時に無茶だとも思う。
そして読書感想文やテスト、受験に必死になっていた自分を
思い出し、学校って勉強よりもどうやって世の中と折り合いを
つけるかを学ぶところだったのだなと気づいた。
・・・遅いよ。
学生時代に余裕と気づきをくれる大人がまわりにいてくれたら、
そういうことなのか。
また脱線してしまった。