晴れ。
今日は暖かだ。
というか暑い。汗ばむ陽気ってやつだ。
買い出しに行く。
久しぶりに大型書店に行った。
さすがの品揃え。たくさん並んでいる思想書を見て思う。
これらの本に書いてあることを、なんとかつかむ前に人生の時間が尽きてしまうのではないか。
そう感じてくらくらした。大学で難しいことを勉強している人間はいったいどんな人なのだろう。想像もつかない。
同じフロア内の端の棚を見る。ミニコミ誌がたくさん置いてある。
チラッと見てみると、とんがった内容のものが多かった。地域の生活、社会問題、仕事のありかたなどなど。
面白い。でもどんな人たちが作っていて、どんな人たちが読んでいるのだろう? これまた知らない世界だ。
本を何冊か買う。会計する。セルフレジだ。
セルフレジにする意味ってなんだろ? 今一つわからない。
スーパーで買い物する。都会の大きなスーパー。品揃えは多い、と思ったが、ないジャンルやメーカーのものは徹底してないことに気づく。存在すら消されている。
私の地元のスーパーは、もう少しいろんなメーカーのものを、少しずつ置いている気がする。合理化ってやつか。
会計をする。レジのおばちゃんに、レジ袋を2枚取っているけどいいの? と聞かれた。(間違えたので)1枚でいい、とこたえる。
なんかホッとした。スーパーは都会の合理化したものだけど、レジにいるのは下町の人間だった。
買い物を済ませて帰る。なんだか妙に疲れた。何だかわからないけれども大きな変化が来ているのかもしれない。セルフレジってどうなの? とか何でレジ袋でこんなに騒ぐの? とかいう個人の思いなど置いていかれている。
もしかしたら、人手不足や環境問題とか、そういった、もっともらしい理由とは関係すらないのかも? そんな気さえする。
ロシア・ウクライナの問題も大きな変化のなかにあるのだろうか、と一瞬思ったが、その場で生きている人間にとっては、あれこれ考えていう理屈は、大きなお世話だと思ってやめることにした。
とにかく生きている。