本日2つ目。
買い出しに行く。本屋に寄る。街の小さな本屋。
欲しい本があるか調べてもらう。店舗にはなく取り寄せになるという。店を出る。
なんかよくないな。店を検査機かわりに使っているようだ。
おっさんなので昔を思い出す。昔はネットどころか検索機すらなかった。店舗をすみからすみまで探って本を買っていた。若かったし情報に飢えていた。
それでつまらないものを買ってしまい凹むことも多かった。でも無理矢理読んだ。若かったしバカだったし。
そうやって読んだものの中の単語や考え方があとになって役に立ったりした。それはある程度数をこなさないとできない。効率とは真逆だ。
なるべく実店舗で検索せずにじっくり見て買おうと思う。店員にはうるさがられるかもしれないけど。
スーパーに行く。はじめての店舗なので勝手がわからない。都市部に時々見かける2フロアに渡るお店。
さっそく迷子になる。店員に聞く。
会計する。セルフレジも同じ系列店でもやり方が違う。また聞く。
丁寧に教えてもらって助かった。
さっきから助けてもらってばかりだな。
これ、かつての自分みたいに精神的に具合の悪い時期だったら自己否定の嵐が来ると思う。
他人に迷惑をかけて生きてていいのか? となる。でも、今は思う。生きてていいのか? ということは生き物として言ってはならないことだ。どんな理由があっても自分の生は肯定しておかなければいけない。
特に自分みたいに理詰めで考える人間はその部分をはっきりさせておかないといけなかった。
かつてまわりにいた人たちみたいに、あれ?俺たち"正しい"のだから何をしてもいいよね、的な勘違いは怖い。理屈や言葉の限界をはっきりさせておかないといけない。
彼らにはものすごい屁理屈?を言われて困ったけれど、言葉で説明できなくてもやっていけないことはやっていけない。それは実際にまわりに迷惑をかけているからだ。自分もまわりも大事にしろ。
まあ、"普通の"具合の悪くない人間はそもそもこんなこと考えないでも生きていけるみたいだけど。
そんなことを思った。昼食をとって帰ることにする。