曇り。肌寒い。もう暑さは来ない(はず、頼む)。
考えたこと
年を取ったせいなのか素朴に感動することが増えた。
というか子供のころからの「世界はこれこれこうなっている」という教育がスコーンと外れることがある。壊れてきたのか。
時間の経過で暗くなったり明るくなったりすることを不思議がったり、夜明けが来ることがしみじみとありがたかったり、なんで空に光る球が浮かんでいるんだ、と思ったり、川を見てこんな大量の水がどこから来たんだ、と思ったり、昔だったら当たり前で気にも留めなかったことにしみじみと感動するようになった。
これってどういうことなんだろう。これこれこうなっている、と延々と言われ続けたことで、できあがった日常生活の世界が消えて”今ここ”だけになってしまうということか。そんなことにいちいち気を留めていたら生活できない、だから理由をつけて考えないようにすることが教育なのか。(他にすることがあるでしょ? ということ?)
その”これこれ”を見つけた人は好奇心の塊でいちいち引っかかって考えまくっていたと思うんだけどな。他人が考えてくれたおかげで効率よく学べるのかもしれないが。
ただ、その効率よく他人の作った考えやシステムに乗っかっているとしんどくなる。
システムの奴隷? 頭のメモリがいっぱいになっている?
そこで”今ここ”に戻れるとだいぶんすっきりする。受けた教育を絶対視しなくなったのだろうか? これは大きい。だいぶん楽になれる。これが本当の卒業? いや始まりか。
今週のお題「いも」
ジャガイモはナス科だそうだ。サツマイモは違う(ヒルガオ科)
他にも唐辛子やピーマン、トマトもナス科。南米から来た。タバコもそうだ。
大人への通過儀礼だったり(昭和の時代)、おいしかったり(太る)、子供が嫌いだったり(自分もそうだった)、辛くて悶絶したりするものはみな南米から来たのか。
すごいな南米、というかナス科。