晴れ。
すっかり穏やかな気候。
昔だったらこの気温では残暑が厳しいと表現していただろう。
気候も身体も変わってしまった。
夢を見た
駅前の大きなショッピングモールにいる。
イトーヨーカドーのようだ。
キンシチョウ、という駅らしい。
買い物をして、用事を思い出し、外に出る。
しばらく歩いて、ベンチに荷物を起きっぱなしにしたことに気づき、慌てて戻る。
目の前を私のしていたウエストポーチをしている男性がいたので捕まえる。
男性は10代の二人組。とっただろ、と言ってみるが反応無し。
男性の片方はカードを荷物から抜いていなくなってしまう。
もう片方の男性を捕まえておいて携帯で通報する。
「おれは、損得よりも筋を通してもらうからな」と相手に言う。
男性の知り合いの男女が通りかかる。男性に話しかけている。
急に孤立を感じる。ぐったりと疲れる。
そうだ、カードを止めておかないと。本当に面倒くさい。(終わり)
思ったこと
目が覚める。ぐったりと疲れている。
本当にキンシチョウにイトーヨーカドーはあるのだろうか? わからない。
そもそも夢の中の架空の場所だ。実際にどうかなんて意味がない。
余裕が全くない夢だ。孤立している。
仲間がいないのはつらいな。
一人でワーワー騒いでいてもバカみたいに感じる。あっちが悪いのにこれじゃただのめんどくさいおっさんだ。人間の集団は力だ。力のある方が正しい気がする。それを感じた。
人間の集団こそが法なのだろうか? いや違う。それは掟だ。村の掟。
日本は法律よりも村社会の掟の方が強いと時々言われる。
法と掟の違いってなんだ。
いい天気なので、かけ布団を洗濯することにする。
大きすぎて洗濯機には入らなかった。・・・さて、どうする。
風呂場で手洗いする。中綿はポリエステルだし大丈夫だろう。ドライ用の洗剤で洗う。
・・・しようと思ったけどでかすぎて手洗いは無理だ。
バスタブに突っ込んで手でかき回しながら足で踏む。
いったん水を抜いて水をかえてすすぎ。これも手でかき回しながら足で踏む。
すすぎも終わったので脱水する。重くて持ち上がらない。ある程度足で踏んで水分を出してから手で絞る。そして干す。
かなりの重労働だった。
思ったこと:
- 水を吸った布団はとてつもなく重い。
- 足で何でもできる。驚いた。
- 洗濯は大変。買うときにはメンテナンスのことを考えて購入する。
クリーニング屋に頼めばよかったかな。持っていくのが大変。取りに来てもらえばいいのか。まわりがざわつくのも嫌だし、値段が高そう。
それに一回手や足で洗濯してみたかったんだよね。できてスッキリした。
足はすごい。かしこい。洗濯・すすぎ・脱水、全てに大活躍だ。
・・・ん? 洗濯機もそうか。モーターによる洗濯槽の回転で何でもしてしまう。すごいな。
だから、そうやって訳のわからない理屈を言ってバランスを取るな。オレの感動を返せ。
身体って賢いんだな。これは理解じゃなくて納得・実感だ。
それをコピーしたのが洗濯機だったのか。こりゃ気づかなかったな。今の技術はその先のレベルに進もうとしている。
人間の手足・実感から離れたレベル。じゃあ、それが正しいかどうかはどうやって判断するんだ?
そんなことを思った。またひねくれたことを考えている。