晴れのち曇り。
どんどん気温が下がっている。
夢を見た
自宅にいる。洗面所に行く。外が騒がしい。
男女二人組の信者が来ているようだ。怖くて廊下に戻れなくなる。
母に苦情を言う。母は自分(たち)に都合のいいように解釈してそれを信者に伝える。
何回かそのやり取りがある。どうにもならないので自分が出ていく。(やっと出てきた、と信者は笑う)
恐怖と緊張でうまくしゃべれない。とにかく「帰ってくれ」という。
それは「私たちのやっていることを理解していないからでは?」と信者は言う。
(”ちゃんと・正しく理解していない”、とは話している相手が自分たちとって都合のいいように解釈してくれないときに信者がよく使う言い方)
「何をわけのわからないことを言っているんだ。ここはあんたたちが好き勝手やっていい場所じゃない」と私は必死で言う。相変わらずうまく口がきけない。
「だから、まず敦賀に行って、それから・・・」と信者は言う。意味不明だが、どうやら物事には順序があると言いたいらしい。(でも順序だてて説明しようが、わからないものはわからない。無理は無理だ)
「敦賀も札幌もあるか。そんなことどうでもいい。あんたが勝手に行けばいい。迷惑だから帰れ、と言っているんだよ」と私は言い返す。
何とか信者を追い返すことができた。家の駐車場に勝手にスクーターを止められていた。家の前には自動車もあった。
追い返すことはできたがすさまじい消耗でボロボロだ。この後学校に行かなければいけない。
「今日は休みたい」と母に言うが、そんなことは許されないと思う。
今日から新学期だ。こんなろれつの回らない状態で自己紹介をしなければいけないのだろうか。うんざりする。(終わり)
思ったこと
目が覚める。夢の中とはいえ久しぶりに味わう恐怖だ。まったく会話が通じない相手とのコミュニケーション。
本当にしんどい。
少し時間が経過して冷静に思う。
この問題が仮に解決しても、そのあとはどうなるんだろう。トラブルを抜けてもまた別のトラブルがあるような予感がある。
学生時代もそうだったのかも。この問題が解決しても、さらに学校への不適応という別の問題が待っている。家族の問題もある。
行った先が地獄だとわかっていては見通しなんてたたない。努力もしにくい。そういう困難。
同時にいくつも問題を抱えていては動けない。変数がいくつあるんだよ。自分は単純にできているから難しい問題はわからない。
昔読んだ漫画の中にも、「問題が解決した後で楽しい人生を考えているのか?」という問いかけがあったと記憶している。
確か「家栽の人」だった。離婚調停が終わって無事離婚できた後の人生どうするんだ、というような話だったか。
そうか、それがイメージできないと努力できないのかもしれない。ゴールを変える?
そういったことが夢の中に現れたのかもしれない。
なんだか難しい。
(あと敦賀には何があるんだろう、と素朴に思った)