今週のお題「暑すぎる」(その3)
子供時代の暑い時期を思い出してみる。
思いつく単語は”市営プール”自転車”峠越え”でした。
自分は運動は大の苦手だったが
それでも夏になると友達と自転車でプールに行った。
プールと自宅の間には小さな山があり
自動車の道路を使うとそこを迂回するために
ずいぶんと遠回りになる。
そのため自分たちは山の中を通っている細い道を
通ってショートカットした。
(そっちのほうが楽だしワクワクする)
山越えのトンネルを抜けた先には小さな集落があり
そこに広がる田んぼを見ると
ずいぶんと遠くに来た感じがした。
自転車に乗って延々と一人で走ったことも思い出す。
自分の住んでいる市から隣の市との境界の小さな峠まで行った。
そこには小さな模型店があった。
体力の限界でフラフラになりながらそこで一休みして帰った。
それから数十年して原付でその模型店の前を通ると
”閉店します”という張り紙が入り口に貼ってあった。