晴れ。大寒。
寒さの底力?を感じる。
思ったこと
起きる。洗濯する。こんなご時世なので外出から戻ってくると着ているものをすべて洗濯機に放り込むことにしている。なのでいつも洗濯物が山ほどある。
洗濯物を干していたらなぜか夏の感覚が来た。
時々こういうことがある。不思議な感覚だ。
そしてある作家のことを思い出す。鷺沢萠さんだ。
具合が悪かった昔、「帰れぬ人びと」「駆ける少年」この初期の2冊が大好きだった。この本を読んで、夏の東京を思った。自分の知らない架空の東京。
萠さんは2冊目のタイトルみたいに人生を全力で駆け抜けていってしまった。小説だけでなく豪快なエッセイも好きだった。
残念、というか自分は精神的に子供なので「つまんない」といったほうが正直な気持ちだ。
萠さんの作品からは夏の日差しみたいな激しさ・鋭さを感じた。自分の激しさに自分も焼き尽くされてしまったのだろうか。そんな勝手なこと思った。
自分はコアなファンではないのであれこれ書くのはやや引け目を感じますが、思い出したので書いてみました。