小雨。一日中こんな感じ。
動くと蒸し暑いのでもう冬でないと感じる。
夢を見た
うちの近所か。ガラの悪い男がパチンコ屋のような店をやっている。
打たないのか、と聞かれるがどうみてもおかしいので、ボロクソに言って店を出る。
ガラの悪い男はいじけて自宅に帰ってしまった。
自分の方がガラが悪くろくでもない人間だと感じる。
移動する。下町風の狭い住宅街に迷い込む。おばちゃんが家から出てきて住宅街の入り口まで案内してくれた。
ありがとう、おばちゃん。
いつの間にか夜になっている。バスに乗り家に帰る。
最寄りのバス停で降りる。空を飛び始めたので
「現実世界で空を飛ぶなよ」と口に出して言う。(終わり)
思ったこと
目が覚める。息が詰まるような夢だ。
夢なのに現実だと思っていて「夢のように空を飛ぶな」とツッコミを入れる。ややこしい話。
今日も帰宅できなかった。
買い出しに行く。遠出する。
桜が綺麗だ。天候のせいか満開になる前に散り始めている。
この辺りはおしゃれな住宅街だ。
桜餅を買う。久しぶりに個人商店に行った。こういうお店ではまず挨拶が必要だと買った後で思った。
そういうのが煩わしいからスーパーに行っているのかも知れない。
博物館に行く。特別展を観る。
面白かった。生原稿を見るのが楽しい。活字よりずっと楽しかったのでこのまま本にしてくれたらいいのにと思う。
入り口から盛りだくさんですぐにお腹いっぱいになってしまった。だからほとんどのことは頭に入ってこなかった。
だからまともな感想なんてないけれど、ただ一つ。展示してある手紙も楽しい。こんな楽しい手紙をやりとりする関係ってなんだろう、と思った。
久しぶりに来てよかったと思った。
文学館を出てそのまま下り元町を歩く。普段の買い物をこういうおしゃれな場所でしたい人生だったな。
スーパーの荷物は自分で詰めたいほうだけど。
さらに歩く。しばらく見ない間に横浜スタジアムも綺麗になっている。
今日は試合があるのか人が多い。
本屋に行く。ここも変わってしまった。綺麗になり品数が減った。見せ方を工夫しているのだろうか。
本のジャンルごとにエリアが分かれパーティションが切られている。
そのおかげで興味ないところには行かなくなる。いいことなのか悪いことなのか。
昔は上から下まで満遍なく見ていたのだが、それをしなくなった。私も変わった。今日もいきなり検索機に向かってしまった。
本屋が面白いアトラクションでなくなり効率よく買う場所になってしまった。
いや、それだと困るから本屋側もオシャレにしたり見せ方を工夫しているんだ。
でも自分はそれだとちっとも楽しくない。昔のように大量の本が上から下までただ並んでいる中を彷徨うのが楽しかった。
“深い森“といった感じ。最近はそういうのがなくなり綺麗な公園みたいになってしまった。
やっぱり神保町の三省堂がなくなったのは悲しい、改めて思う。現在建て直し中だがまたああいう感じになって復活するのだろうか。
そういう風だと逆にネットの本屋の方が向いているのかも知れない。検索の海に潜る。
まさかの結論が出てしまった。でも配達の人に悪い気がする。自分で買いに行きたい気持ちもある。本当にわがままだ。
買い物を終え駅まで歩く。駅の近くにステージができていて演歌歌手が歌っていた。ここだけ昭和な感じ。
生の歌声なんて本当に久しぶりに聴いた。
駅のホームで電車を待ちながら考える。
自分は振り回されっぱなしだ。世の中の変化・まわりの環境。
まわりの家族が入信している宗教団体のこと。あれは海外のものだ。
それで困ってあれこれ調べているうちに思ったこと。
日本は明治維新からこっちずっと他国の都合に振り回されっぱなしで、いまだに自分の立ち位置がよくわからないのではないか。
また話がでかい。でもそんな気がする。
さっさと帰って洗濯する。