晴れ。湿度が高いせいか楽だ。
思ったこと
自分の幸せのバロメーターは洗濯にあるらしい。
よく乾きそうないい天気か、それを感じる余裕があるか、などだ。
一時期乾燥機能付き洗濯機が欲しいと思ったこともあるが、なくても困っていない。
自分は高性能の電気製品とは相性が悪いのかもしれない。うちの家族全員そうか。
台所に昔からある高性能の電子レンジもレンジと時々オーブンを使うくらいであとのオート調理機能はまったく使っていない。
炊飯器もそうだ。ただ炊くだけであとのメニューは使ったことはない。
なんでだ? と思う。・・・高度なことがやりたいわけではなくて、ただ楽に気分よくやりたいだけだからだ、と気づく。
「なぜ共働きも専業もしんどいのか 主婦がいないと回らない構造」(中野円佳 著・PHP新書)
この本を読んでみたら少しわかった気がする。日本の社会というのは専業主婦がいないと回らない構造になっているらしい。
便利な家電で機械化されても主婦の仕事自体は減っていない。それどころかさらに仕事の水準が高度になっている。だからつらい、楽にならない。そういうこと。
自分も別にスーパー専業主婦(夫)になりたいわけでなかった。家事がしたいというよりは静かに暮らしたい、それが願いだった。そこに気づいた。機械化よりも作業自体を減らせ、ということだ。
かかわりややることを減らしたい。誰かのためでなく自分のために家事をしたい。