台風のせいで大雨。
思ったこと
学生時代、夏といえば読書だった。夏になるとどこの本屋でも文庫本の小説が大量に並べられていた。今年はコロナの問題もあって大きな本屋には行けていない。
でも若いころはなんであんなに大量に本を購入して読んだのだろう。自分の実力ではとても読めそうもない白くて難しい本(みすず書房などだ)も買って、わからなくても強引に読んでいた。思い出すと狂気を感じるレベルだ。
学生時代にメンタルを壊してある程度よくなった今思う。そうでもしないと壊れてしまうからだ。
これまでのブログで散々書いてますが、私は結構面倒な物事を抱えています。そのことをなんとか言葉にしようとして言葉を探すために本を読んでいたらしい。
やられたことに抗議したら狂人扱いされた。それで悔しくてなんとかしたくて本を読み続けた。それじゃ動機は怒りか? でも怒りにしては読書は楽しかったな。つらいばかりではなかった。読書は部活かよ。もともと好奇心が強いのかもしれない。
それと本の中の世界はちゃんと理屈が整っている。現実世界みたいにめちゃくちゃではなかった。それがよかったのだと思う。
若かったころは読書だけでなく、TVゲームもやったし、音楽も聴いたし、映画も観た。わけもわからず何十キロも歩き続けたこともある。それら全部が理不尽な体験に対処するのに(対処しなくて済むのに?)よかったのだろうな。
問題と向き合うため(問題に正面衝突するのを避けるためにか)には本を読むことが必要。そういうことだった。
でもまだ問題にけりがついていない。読書は続けないといけない。気を抜けないな。
最近は読書する体力がガタ落ちしているのを痛感している。とりあえず世界史・日本史あたりから手を付けてみようかな。
(音楽を聴くこともゲームをやることも歩くことも全部やったらいいじゃん。そんな気もする)