晴れ。風が強い。
季節が順調に進んで気分がいい。
夢を見た
また学校だ。教室で授業を受けている。
年度の終わりのほうらしく猛スピードで板書している。何の説明もない。
私と言えば教科書は開いて見ているが、ノートは全くとっていない。興味がないというか、それで十分だと思っている。
隣に高校時代の数学の先生がいる。(終わり)
思ったこと
目が覚める。昨日の記事で空っぽの人間は必要以上に突き詰めてしまうと書いた。そうしないとバランスが保てない。
何故か、傾けた姿勢を倒れないようにしようと足を出すことで走ったり歩いたりするという話を思い出す。突っ走らないと倒れてしまうバランスの悪さか。
糸の切れた凧という言葉も思い出す。根無し草。デラシネというのか。
大学の一般教養科目でとった哲学の授業のことを思い出す。
先生は最後の授業でこう言った、
「寄る辺を他人に求めてはいけない」
不思議な雰囲気の女性の先生で雑談をするようにしゃべっていた。(雑談ではない、と本人は注意していたが)
授業のほとんどの内容は忘れてしまったが、数十年経った今でもその言葉は覚えている。
空っぽの人間は絶対的なものを求めて何かにすがったり依存しようとする。その態度をいましめた言葉だと今は思う。
それよりも今いる場所で自分の道を極めよ。そういうことだろうか。誤解かもしれないけれども。
考え抜かれた人間の言葉は時間が経っても生きている。それがあるとき突然顔を出す。
そんなことを思った。