雨。
とてつもない雨だ。
夢を見た
昔いた職場か。社長といる。
現場は相変わらずバタバタしている。
社長から書類にサインを貰う。
社長、それはサインでなくてただの絵だよ。
相変わらずちぐはぐだ。
帰る。自宅に帰らずに何故か学校に行く。まわりの女子と喋る。(終わり)
思ったこと
目が覚める。バタバタしている。最近とても不安定だ。
セラピストと喋る。こんなご時世なのでZoomだ。
雑談する。
軍隊では兵士になる訓練だけでなくて一般市民に戻る訓練も必要なのでは? とセラピストに聞く。
アメリカではそういうボランティア団体がいるらしい。
どんなことをするのかと聞くと、ピクニックなど、いたって"普通"のことをするらしい。
言われてみればそうだよな。テレビを見たり、ゲームをしたり、旅行に行ったり。それが普通の市民の活動だ。
"普通"の感覚に戻らなければいけない。その感覚を取り戻さないと。
だけど、それだけでは軍隊や戦場で空いてしまった空っぽの隙間は埋まらないと思う。
その空っぽの隙間を埋めるのは知恵なのでは。経験したことをちゃんと日常生活で語れるようにする。そういう知恵。
それができてはじめて日常生活の世界に戻ってこれる。そうなのでは。
テレビでは例の事件が連日報道されている。見るのが本当に辛い。
宗教関係者の顔が映る。無表情で能面のようだ。
昔見た母が入信してた団体のお偉いさんもこんな表情だった。何を考えているのかよくわからない。
この表情は乖離しているときになるものらしい。自分が自分の心や感情から離れてしまっている。
乖離というのは、被害を受けた側が、自分の心を守るためになるものだと思っていたが、そうでもないらしい。
・・・そういうことか。それで相手をひどい目に遭わせても、まわりでひどいことが起きていても、平然としていられるのか。
外側からのフィードバックが遮断されているので、自分の側の都合のいいことしか考えない。
やっとわかってきたよ。キーワードは乖離だ。
乖離を人工的に作り出しているということ。
軍隊の訓練でもそうか。自分たちは崇高な目的のために戦っている、相手は人間ではない悪魔だ、などと教えこんで感情が動かないようにする。
あれって乖離を作り出しているんだ。
・・・なあ、乖離ってどうやって戻るんだ? さっきの兵士の例でいったら人間らしい活動をするということか。
それだけでは足りない。過激な思想の代わりになるもの、心の空洞を埋める知恵が必要だ。
そういうことか。だいぶんわかってきたよ。かなりキツイけれど。