晴れ。爽やか。
秋の日といった感じ。
買い出しに行く。久しぶりに山の方に行く。しばらく遠出をしていなかったためか、麓まで電車で行くだけで疲弊する。人出多すぎだ。
駅からバスに乗る。途中のバス停で降りて歩き出す。すぐに息切れする。短距離でも登りはきつい。登山というより山に必死でかじりついている。風が吹いたら転げそうだ。
楽しい登山という感じではないな。苦行みたいだ。それが私の心象風景? 私だけの世界だ。ひどいな。ひどい世界を生きている。まいったな。
他の人なら山に行ったらもっとカラフル?で楽しいブログになりそうなものだ。というかそれがブログの作法というか礼儀のような気がする。
"市民の制服"という言葉を思い出す。これは作家の赤瀬川源平氏がエッセイで書いたものだ。スーツを着たり書類の入った紙袋を持たないで公園のベンチに座っていると職務質問されてしまう。といった話だった。
なんでこんなことを思い出したんだ? 思うことや感じることがだいぶん世の中からずれている、とひしひしと実感している。
そしてその事について書いているうちにだんだんふてぶてしくなってきたということ。いいとか悪いとかいう問題でなく。
そのことと関係がありそう。とてもじゃないが制服なんてまとえそうもない。学校といい制服的なものとは縁遠い。
峠の茶屋で休む。道半ばだがここで十分だ。バスに乗って帰路に着く。
汗だくになったがかなり満足した。長距離歩くといろんな思いが浮かび上がって抜け落ちていく。