晴れ。ものすごく寒い。
大晦日だ。今年は不思議な年だった。
物事の流れが強制的に止まってしまった。
おかげでブログをはじめられたのだけど。
ブログの世界にはいきいきと生活している?人がたくさんいて驚いた。
思ったこと
また思い出す。自分は若いころに体調を崩してから何とか”普通に”なろうとして病院やセラピーに通ってきた。でもこの歳になって思う。普通に戻る前に人生が終わってしまうだろう。努力の結果よりも老化や死のほうが早く来る。
”そこそこ”になるのすら大変だ。そこそこのハードルをかなり下げないといけない。「生きているだけで丸儲け」か? これって相当ひどい目にあった人が言うセリフだよな。
努力というか何とかしようとして必死にもがいてきたと思う。何かが積みあがるというよりも、一生懸命負債を返してきたような気分だ。負債が自分のものなのか誰かのものなのかはわからない。
それが終わったとしてもゼロに戻るだけだ。というかそんな気になるだけか。空っぽの世界。必死になってやってきてこれか。そういうときが一番危険だと思う。鬱も治りかけが一番やばいというし。
もちろんこれはただの理屈で変になんにでも当てはめるのはおかしい。”今ここ”に戻る。でもそれでは先の見通しが立たず不安だ。だから何かにすがる。考える。
たぶん今ここというのはこれを書いていて、途中で一休みして息継ぎをする、とかそのくらいのものなのだろう。セラピーを受けていた時も途中で「はい、ここで呼吸を入れて」、というようなことを言われた。
お茶を飲む、とか何かを食べるとか。そういったことか。特に何も変わらない。ことさらなことはない。なるほど、そういうスキルは上がっているのか。
今日で2020年も終わりだ。
Life goes on.
それじゃまた明日、くらいのものだな。それ以上のことはわからない。
とことん世間からずれている。
(追記)
とかなんとかややすれたことを書いたけど、そのあとで母のおせち料理を手伝ったら大変に楽しく、今こことか理屈はどうでもよくなった。洗濯もそうだが家事は最高だと思う。時間に追われなければの話だが。主夫に向いているのかも、と一瞬だけ思ったが、もううちの中のゴタゴタのケアはごめんだ、と思い直す。独居向きか。とはいえやはり主婦(主夫)は素晴らしいと言わざるを得ない。考えるのも大事だけれど生活しろ・手を動かせ、といった感じ。 これが今年の結論か。
それでは今度こそまた来年。