晴れ。
また寒波が来るという。
今度のはさらに強いそうだ。
劇場型天気。
天気予報は淡々と伝えてくれ。映画の予告じゃないのだから。
買い出しに行く。鬱がひどい。うまく考えられない。1つの場所で1つのことしかできない。
まとめてやることができない。だから動きが"だるまさんが転んだ"みたいなことになっている。
動いて止まって用事。また移動して止まって用事だ。
スーパーに行く。父の誕生日が近い。シャンパンを見る。テンションが上がるのを感じる。わかりやすい。華やかなものも大事だな。
"酒とバラの日々"なんて言葉が浮かぶ。あるいは"泡沫の日々"か。全部フランスだ。
しかし、父に酒を贈るのは気をつけないといけない。父は限度ってものを知らない。ハーフボトルにしておこう。
そして飲みすぎだと感じたら、速やかにこちらで回収する。つまりこちらで飲む。
何故か"ハームリダクション"という言葉が浮かぶ。
以前読んだアメリカの帰還兵の本で、もうトラウマを抱えて酒浸りになっても仕方がない、むしろ国のためによくやってくれたのだから、それくらいは大目にみよう、ということを言っていた帰還兵の援助団体の話が載っていた。そんな感じか。
自分も父もよくやってる。そういうことにして帰る。