晴れ。
4月も今日で終わり。
全然実感がない。
今年も3分の1が終わった。
買い出しに行く。
寒暖の差がひどいとはいえ、完全に季節が変わったのがわかる。日差しがきつい。歩いても疲れない。ちょうどいい気候。
都会は騒々しい。地元に帰ってくるとわかる。静かで自然が多い。風の音がする。土の匂いがする。人の声がする。
都会の方が人が多く、声もしているはずなのだが。そういえば最近は車内で人が話していない。そういう教育をされているのだろうか。皆スマホの画面を見ている。
駅前でしゃべっているのはものを売っている人だけだ。プロしか話していない。
それに都会は騒音や広告など刺激が多すぎる。それでまいってしまっている。誰かがしゃべっていても、そんな情報は入る余地がない。
そうか、飽和しているのか。
そんな状態で買い物をすると、顔がひきつっているのが自分でもわかる。それが相手にも伝わっているのか、店員の顔もひきつり気味だ。
別にあんたが悪いわけではない。そんな気になる。
また考える・思い出す。ポジティブシンキングとか前向きに考える、とか言う人間がいるが、それだと過去を振り返ったり検討できなくなる場合がある。
自分のまわりにはそういう人がやたらいた。これまでも書いた。
一見いいようだが、よく考えたら他人に迷惑をかけても、謝ったり反省したりするのが嫌なだけだった。
やった側はそれでいいのかもしれないけれども、やられた側はそうはいかない。
それをやられてしまったら、これまでの人生がなかったことにされてしまう。
あっちはそれでリセットボタンを押すように、きれいさっぱりできるのかもしれないが、こっちはそうはいかない。
私はお前がプレイしているゲームのキャラクターではない。都合よく記憶や記録を消されてはかなわない。
そうか、自分が言われたポジティブシンキングとは、そういう意味だったのか。
都合が悪いからお前の記憶を消してくれと。あくまでも自分のまわりでの使い方の話。
思っていた以上にひどい話だった。
でもなんであんなに他人が自分の都合に合わせて動いて当然だと思うのだろう。
やれやれ、こんなことばかり考えていたら、どんどん性格が悪くなってしまうよ。
帰って柏餅を食べよう。