曇り。
午後から雨の予報。
早めに洗濯を済ませ干す。
「The Town of Light」というゲームをプレイする。
この前の「マーサ・イズ・デッド」と同じイタリアのLKAが作っている。
安かったので一緒に買ったが、日本語対応していなかった。
日本語対応版も見つけた。なぜかそちらの方が高い。
どうしてゲームは日本で販売するものだけ2~3割値段が上がるのか。常々疑問に思っている。
ディスク版どころかダウンロード版までそうなのはなぜか。ディスク版のほうに忖度している?
で、プレイする。英語でもなんとかなっている。全ての単語を理解する必要はなかった。物語のおおまかな流れだけわかればいい。
映像があるお陰でなんとかなる。それにゲームのシステムは万国共通だ。
内容は昔イタリアで実際にあった話を元にしたもの。1900年代中頃の精神病院内での虐待の話。主人公は16歳の少女。今回もかなり精神的にダメージを受ける内容。
暴力・性的虐待・薬物・人権侵害。おいおい、ここは病院だろ、と素朴に思った。
また、色々と昔のことを思い出した。私は入院したことはないが、デイケアに通っていたことはある。そのときに入院経験のあるメンバーから色々と濃い話を聞いた。
そっちもかなりひどい話だった。だけどその頃はそこまで疑問に思わなかった。
自分もボロボロだったし、かなりひどい環境に置かれていたせいで感覚が麻痺していた。というかその環境に適応して生きていた。そうしないと生きていけない。
その時代からかなり時間が経過した今思う。家庭内にしろ病院にしろ、暴力や理不尽であふれかえっていたのはなぜなんだ。
それとは別に思う。学校も病院も本当に不毛だった。一生懸命やったけれど、あそこには自分にとっては何もなかった。
自分にとって縁のあるものを探す。そういうことか。学校や病院には自分の縁はなかった。
・・・これはゲームの感想ではないな。のめりこみすぎだろ。なんでゲームの世界にまるごと巻き込まれてしまうのか。
これは以前カウンセラーにも指摘された。あなたは夢の中で他人の事情にすぐに巻き込まれてしまう、と。
むしろそういう人間なのかも。イタコかなにかかよ。
他人の事情に巻き込まれて、ある程度けりをつけることで戻ってくる。結果整う。生きかたがホラーゲームじゃないか。
カウンセラーか霊媒か。これって職業なのか?
そんなことを思った。なんなんだよこれ。