晴れ。
桃の節句。
買い出しに行く。近頃脳が疲れ気味なので、頭を空っぽにするため延々と電車に乗る。
都会の駅で降りる。献血をする。
帰りに秋葉原による。久しぶりに来た秋葉原はすっかり活気を取り戻していた。外国人の姿も多い。
歩道には絵のパンフレットを配って、興味を示した人を会場に連れていって個人情報を書かせたり、絵を買わせる女性(ネット上ではエウリアンと呼ばれている)もいた。
久しぶりに見た。何十年も前から見る。ずっとなくならないということはそれなりの成果があるのだろうか。
さらに都内を歩く。街の小さなケーキ屋で買い物をする。
壁には賞状やトロフィーがたくさん飾られている。駅から離れた街の真ん中でこういうすごい人がいるのはさすが都内だと思う。
(うちに帰ってケーキを食べてみた。上品な味だ。だけど自分の舌ではあまり違いがわからなかった。この少しの違いが勝敗?を分けるのかもしれない)
都内の街並みはちょっとした路地でも何故か画になる。本当に不思議だ。これが東京の魔力?か。
そんなことを考えながら歩き、電車で帰路についた。
久しぶりに秋葉原に来たが、たいした感慨もなかった。昔だったらPCやゲームなどの店などをいくつか見て回っただろう。
最近の国内ゲーム会社は頑張っている。新作やリメイク作品を相次いで発表している。それでもほとんど興味が起きない。物欲がなくなったのだろうか。いいことのような悲しいことのような、そんな気持ちだ。