梅雨らしい空。
じめじめしているのが好きというわけではないがホッとする。
日差しが弱まって涼しい。
注:今回けっこう重い話題です。
動画(*)を観る。
*:YouTubeのチャンネル「ゲームさんぽ/よそみ」 (「デトロイト・ビカム・ヒューマン」というゲームを精神科医の名越康文先生が解説している回。おすすめだけどやや閲覧注意)
ゲームの中でかなり深刻なDVが描かれている。アルコール依存症の父親が娘を虐待している。描写がリアルでトラウマも持ちにはかなりきつい。
暴力のあとで父親は娘に親切にして赦しを乞う。先生はこれが典型的なDVだと言う。
父親と娘の精神年齢が逆転しているそうだ。娘が父親の感情を受け止めて、赦さなければいけない状況。
こんな解釈の仕方があったのか。うちでも子どもの頃さんざん母親になじられて、その後母親がやたら機嫌がよかった。
感情を吐き出せてすっきりした、と思っていた。だけどそもそも鬱屈した感情を子どもに向かって叩きつけること自体がおかしかった。
当時の私はこれでしばらくは平穏な日常が過ごせるだろう、と思っていたのだろうか。何しろきつすぎて当時の具体的なことなど覚えていない。
あと言えることは(言いたくないけれど)、当時の私みたいに「何もできないくせに」などと言われ続けて育つと、そのまま「何もできない大人」に育ち上がって?しまうので、こういうことを子どもに言うのはやめた方がいいと思う。
そうすると台詞の「何もできない子ども」の部分が「何もできない大人」に変わって、さらになじられることになる。
恥ずかしいが誰かの役に立つかもしれないので書いておく。
ネット情報は役に立つが、かえって精神的にきつくなることも多い。
自分の孤立している状況がかえって際立つからではないかと思う。
まだまだ道半ばだ。