晴れ。
花粉にさらされるとテンションが上がってつらい。
今日からプロ野球が始まる。
野球はしたこともないしあまり観戦もしないがそれでもシーズンが始まることは嬉しい。
昭和生まれの人間には野球が身体の奥までしみわたっている。
夢を見た
またもや学校。そしてまた数学。テストの答案を返却されている。答案はひどいものでバツだらけだ。点数は5点。
さらにみじめなのは白紙ではなくすべての問題に一生懸命解答してこのありさまだということ。
考え方すらかすりもしていない。逆にどうして5点取れたのかが疑問だ。点が取れたらできると勘違いしてしまう。
黒板で解説が始まる。さっぱりわからない。考え方以前にどうしてこんなことをやるんだ?といったレベルの疑問。
カリキュラムが書かれたパンフレットを読む。まだ取り忘れた授業があるようだ。私は大学4年生らしい。でも授業を受ける気満々。
先生に訊いてみる。それは研究者用の授業で学部生には関係ないとのこと。少しホッとした。先生は高校の数学教師だった。(終わり)
思ったこと
目が覚める。ここまで何回も数学の夢を見るということは何か意味があるのではないか。
寝ぼけながら考えてみる。どこが問題なのか。
私にとって世界は感じたり考えたり味わったりするもので、けっして測ったり計算したりするものではなかった。それに思い至る。
なんじゃ、そりゃあ。・・・あきれた。世界に対峙する姿勢のレベルから数学に向いていなかったことに気づく。
駅まで時速何キロで歩いたら何分かかるでしょう?とか。遅刻しているのなら急げ。タクシーやバスを使え。初めてなら余裕を持って家を出ろ。いやなら駅前に引っ越せ。それに別に頭の中で計算しているわけではない。だいたいこれくらいだろうという経験則だ。
あなたと私たして二人。たすって何だよ。どうやってやるんだよ。あなたとわたしはどうやったってあなたと私だろう。
というレベルの話。抽象化して数値にする意味そのものがわからなかった。
そこにやっと気づいた。学校の進路決定なんてはるか昔に終わってしまった。全然間に合っていない。
自分、アホなん?
生まれて初めてまともに考えられたともいえる。
ものすごい脱力感だ。なんだよもう。