曇り。
もう曇りでも暑い。
夢を見た
また学校の夢。またかよと思う。ただ今回は少し違っていて会議室で自分の抱えている問題について話している。現役の生徒なのか後から振り返っているのか、時間軸が不明。大人が忙しすぎる。そこをなんとかしないとどうにもならない、と私はまわりの出席者に話している。(終わり)
思ったこと
目を覚ます。意外な展開だ。
学生時代を思い出す。確かにそうだよな。だが”正解”が分かったからといってどうにもならないこともある。
しかたがないことだった。余裕がなさ過ぎた。
まわりの人間が学業をある程度さぼっていたのには潰れないようにするための生存戦略という意味もあったらしい。(普通に怠けているだけのやつもいただろうけど)
学校の決まりとしてはNGだったが生き物としては正しかった。なんでそんな生き物の知恵を持っているんだよ。
決まりや制度のほうがおかしかったようだ。今はそう思う。余裕がなかったり、決まりを墨守する人間は潰れることになる。それって過酷すぎないか?
ただ、しかたがなくてもツケは回ってくる。
自分や自分のまわりにいる人たちは人間に対して厳しすぎると思う。努力ではどうにもならないことだらけなんだから、もう少し優しくてもいいと思う。人間は何ができて何ができないかということに対する理解が足りないのかもしれない。
買い出しに行く。ものすごい人出だ。みな殺伐としているように見える。我慢ももう限界なのかもしれない。人間は機械ではない。そこをケアしないやりかたは失敗する。
歩いて少し遠くのスーパーに行く。入口にたくさんスマホが置いてある。そのスマホを持って自分で商品をスキャンして会計するらしい。スマホと商品をもってオロオロする。カートにスマホを固定するホルダーがあることに気づく。ホルダーに固定したスマホでスキャンし、カートのかごに放りこむ。すぐに慣れた。
便利なのかどうかは今ひとつわからないが、そういう社会実験だと思うとワクワクした。
レジの人間はいらなくなるのだろうか? いらなくなったからといってその人間がいなくなるわけではない。昔バスカードがスイカに取って代わられた時にも思った。駅でバスカードを売っていた人はどうなったのだろう。
もうとことん機械化を進めて人間はふんぞり返っていればあとは機械がすべてやってくれるという時代が来るのを待つしかないのか。
そうなった場合でも機械のメンテナンスはだれがやるんだろう。やっぱり人間か。これは一つの理想化に過ぎない。どこかで人間が責任を持たないといけない。
ドラッグストアで買い物をする。店員が丁寧に割引券の説明をしてくれる。どうもこちらがバタバタしているのを見て丁寧に説明してくれたらしい。人を見て言うことを変える。助かる。
ここのところ、急に人間に対する理解が進んだ気がする。まあ、それって自分の弱さのことなんだけど。
そんなことを思った。