晴れ。
今日は貴重な晴れ間らしい。
この前やっと花粉の季節が終わったとホッとしたばかりなのに。
変化が早すぎるのか、自分がついていけなくなったのか。
ともかく洗濯する。家族も大量に洗濯物をため込んでいた。洗濯機を2回まわす。
洗濯できるというのが、自分の調子のよさのバロメーターだと気づく。
なんてことない生活。
夢を見た
今回やや閲覧注意の夢。ひさしぶりのグロ要素あり。
歴史のありそうな立派な建物の中にいる。海外のホテルか。
夢の中でここはスペインだと思っている。行ったことはない。
窓から外の通りを見下ろす。立派な石畳だ。若者たちが暴れている。警察だろうか、それを追いかけている。
通りの横の広場には死体が山積みにされている。どれも髪の毛が長く気味が悪い。
とてもまずいことになったと思う。一緒にいる祖母と姉と逃げる準備をする。
場面変わって砂浜。鎧を身に付けた集団と軽装の集団が戦っている。どちらかが味方というわけではなさそうだ。
どちらも攻め込んできたよそ者。主導権争いをしているようだ。
荷物をまとめる。食料を探すがほとんどない。両親が持っていってしまったのか。
両親に「スペインは負けた」と携帯で知らせようとするがうまくいかない。メールなのか音声なのかは不明。
両親はどこにいったのだろう。
部屋の中を見渡す。部屋の中も死体で一杯だ。気味が悪いが、なぜ自分達は殺されなかったのだろう、と疑問に思い、祖母にそう言う。
部屋の外では兵士の活動する音が聞こえてくる。部屋のドアの鍵を閉めるが、ドアそのものがボロボロで鍵を閉めたところでどうにもなりそうもない。
間に合わなかったと思う。
ドアの外の兵士は学校の同級生だ。(終わり)
思ったこと
目が覚める。なんだか気分が悪い。こりゃどうにもならないな。
また最近観た映画のことを考える。
役者の演技に違和感を覚える。設定が強引なせいなのか、説明を放棄してしまっているためなのか、理由はわからないがそちらに注意が向いてしまい、内容が入ってこない。
この自分の感覚は、現実世界で信者や家族の出す違和感を感じるのにとても役に立った。
ただその感覚が役に立ちすぎて、何を見ても聞いても違和感を感じるだけになってしまっている。
警報が鳴りっぱなしだ。これがトラウマなのかもしれない。とても疲れる。
なるほど、"普通の"人の世界とは違うようだ。
自分のいる世界が既にホラーみたいだと気づく。その文脈の内側を生きている。ああ、面白かった・怖かったね、で済まない。
その文脈を真面目に生きたほうが意味のある人生をおくれそうだ。最近はそう思っている。ただ、それをやると、本当に世間から外れてしまう。ちょっと困る。まいったな。
映画を観た感想がこれかよ。独特すぎる。
"普通"ということでは、母が入信している教団の活動をやっているほうが、まだ世間から外れずに生きることができそうだ。
今の自分の状況の方が"普通"から外れてしまっている。
やっている内容は、おかしいとはいえ、世の中にある程度大きな団体として存在していて、その中でコミュニティを作って生きているからだ。
人間の集まりが"普通"を形作っている。そういうことか。
で、お前はそれができるのか? 無理だ。あんなことできない。超適当なことを言って他人を売ることはできない。だからその"できない"という状況を生きなければならない。普通は無理だ。
そんなことを考えた。
・・・まったく、映画を観てこんな暗い感想ある? どうかしている。
今日観た夢の中で、携帯でメッセージを発信するのにかなり苦労していたけれど、自分の今できることは、声をこっそりとあげ続けることだけのような気がする。
そこは失いたくない。
怖い夢を見なくなりますように
複雑な状況におかれた自分が願うことがあるとすればこれだと思う。素朴な願い。