晴れ。朝は涼しいが昼間は暑い。
日差しはまだきつい。
買い出しに行く。
ここのところ、ホラーゲームやきついドキュメンタリーといった精神的にダメージを受けるものばかり見ているのでものすごく消耗している。
ただそれらはとても大事なことだった。真剣に考えさせられるし、あんたの言うことわかるよ、という気持ちにある程度なる。
それで思う。こういうとんでもないことに共感するということは、自分は"普通"からかなり離れたところにいる。
そしてそういう場所にいる人間が、自分のおかれた状況を、他人にわかるように説明するには、かなりの工夫がいる。
そういうことか。カウンセラーにいくら話してもわかってもらえなかったのは、そういうこともあったのか。
ただプロなんだからもう少しわかってくれよ、という気持ちもある。
彼らは"病人の言うこと"、として突き放してみていたのかもしれない。少し悲しい。
自分はデイケアに通っているときから、これは医学部でなく文学部の管轄なのではないか、とぼんやりと思ってきたが、こういうことなのかもしれない。
他人と共感や合意ができるくらいの言葉にすること。それをトラブルを抱えながらやらなければならないのは大変だ。
これは症状がよくなる、というのと別のレベルの話。
これは、いくら話してもそれを受け止めてくれる人がいなければどうにもならない、ということでもある。
普通から遥か彼方にいる人間が、無理することなく·ごまかすことなく、コミュニケーションをとるにはどうすればいいか、ということか。それが最近の問題ということ?
まわりの"普通"の世界より、ゲームや作品の中で生きている人間の方に親近感がわく。そういう世界を生きている。
出歩くと気分が晴れるが本当は静かな場所で休みたい。それに気分が晴れると書けなくなる。難しい。