曇り。
花粉症のひどさが一段階アップした。
顔全体がヒリヒリする。
夢を見た
(その1)テレビ番組か。ある精神科医の自宅に幽霊がでたらしい。
精神科医とその家族はその話をしている。そして自宅から出る。
場面が変わって私の自宅。その精神科医がやってくる。
玄関でさっきの幽霊の話をしている。
その精神科医の後ろを見る。・・・あんた、うしろに憑いてますけど。
大騒ぎで退治する。こんなもん気合いだ、と思う。幽霊をよく見てみると亡くなった姉で複雑な気持ちになる。(終わり)
(その2)ゲーム?の夢か。自分はその中に入っている。つまりゲームでなくて現実?か。ゾンビもの。
暗い建物の中にいる。広い空間に出る。端末のパズルを解くとさらに下の階層のゲートが開く。
下の階層は暗い。敵が襲ってくる。銃で応戦するが、暗くてよく見えない。
ライトを持っていたはずなのだが、どのボタンで点灯するのかわからない。
いったんさっきの空間に戻って確認することにした。戦闘が激しくて確認どころではない。
心のどこかで、今回の夢はちゃんと弾が出るな、とぼんやりと感じている。(終わり)
思ったこと
目が覚める。久しぶりにホラーだ。
(その1)は日常というかホームビデオ的なホラーだ。少しメタっぽい。
こんなことがあった、という話が、いつの間にか現実世界を侵食しはじめている。現実と仮想の世界の境目が消失している。
・・・って全部夢だけど。
(その2)舞台はバイオ2の研究所っぽい。大抵こういう夢では銃を撃っても弾が出ないことが多いが、今回は出ている。銃もアサルトライフルと立派だ。
でもうまくいかないことには変わりがないようだ。
夢の説明とか野暮だな。
最近読んだ本(*)についてまた考える。
*:「難しい数式はまったくわかりませんが、微分積分を教えてください!」(たくみ著 SBクリエイティブ)
内容は微分積分の簡単な考え方と記号の意味、計算方法を、暗記による解法に頼らずにちゃんと筋道立てて説明している。
間を省略せずに筋道立てて説明してくれることも助かるが、それよりも簡単に説明するためにいろんなものを簡略化している、ということをちゃんと宣言してくれていることに好感が持てた。
説明するための方便を、これは方便です、と種明かしした上で使っている。正直で助かる。
世の中の本の中には、簡単にするためにした説明のせいで、かえって本筋がわからなくなっているものがとても多い。
わからない理由のひとつには、これは(本当は違うのだけれども)簡略化のためにあえてこの説明をしている、ということをちゃんと言わない、というのがあると思う。
その簡略化した話で説明が終わってしまい、結局何が言いたかったのかわからずじまい、ということが多々ある。
この本にはそれがなかった。だから書かれていることが、ほんの導入部分だ、という全体の中の位置付けがわかった。
これを読んで算数すら怪しい自分は少しスッキリした。
スッキリして思ったことは、やっぱり自分は数学興味ない、ということだ。
あんまりな感想だと思うけれども、こうやって正直に筋道立てて書いてくれたことでそれがわかった、ということだと思う。
興味がない、というか、正確には少しスッキリしたという以上の喜びはなかった、ということだ。
学校の授業のような膨大な量の暗記的作業ではそれすらわからなかった。
習ったことの、この世界で・歴史的な流れの中で、の位置づけ。
筋道を立てた説明と、それが全体の中でどういう意味を持つか。これが大事だった。
その中から自分にとって意義のある説明を自分で見つける。それは他人にはわからない。自分にしか意味がない組み合わせ。
どの学校へ行くか、とかそれ以前の話。
また思う。
もしかしたら、適性がない場合には「適性がない」とはっきり言ってくれる人が必要なのかもしれないな。
可能性を潰すとかそういうことではなくて。
まあいいんじゃないですか、とかそういうのは、配慮ではなくてただの無関心だと思うし。