週末は涼しいはずが台風の団体さんのせいでまた猛暑予報。
このまま9月に突入するのか。
夢を見た
校舎内にいる。高校のようだ。
下校の時間。何人かで帰る。
自分は学校からかなり離れたところに住んでいる。
駅まで1時間くらい歩いてさらに電車に乗る。
いい加減あきあきしている。疲れもひどい。
同級生に愚痴る。同級生はぼんやりと聞いている。リアクションが薄い。
「一回高校卒業して大学まで行っているからいいんだ」と私は言うが本当にいいのかわからない。
一緒に歩いていた1人の自宅前に着く。彼女は自宅に入っていった。近くて本当に羨ましい。
大きな川沿いに出る。水量が多い。水の表現がリアルだと思う。(心のどこかでゲームだと思っているらしい)
植え込みが邪魔なのでコンクリの土手の上を無理やり通る。植え込みの枝で少し皮膚が切れ出血した。同級生も切ったよう。
下の道路にはパトカーがいる。
さらに歩く。上り坂になる。ビルの中をショートカットする。ビルの中は保育園のようだ。その中を通る。
他人の敷地を通るのはよくないと思い、同級生に今日でこんなことはやめようと言う。
敷地の出口で警備員2名に見つかり説教される。「なぜ通るのか」と聞かれたので、習慣でなんとなくと答えた。
さらに上る。なぜか警備員もついてくる。ケーブルカーの終点がある。その先は細い階段で神社になっている。
階段のさきに公民館のような建物がありその中で皆を一緒に古文の勉強をした。意外と楽しい。
同級生の教科書を間違ってカバンにしまいそうになる。なぜか同級生は持って帰りたくないらしい。
さらに進む。まだ駅にすらつかない。毎日こんな遠距離通学が続くのだろうか。本当にうんざりだ。(終わり)
思ったこと
目が覚める。また長い夢だ。色々と思う。
以前カウンセラーと夢の話をした時にも延々と移動するだけでまったくどこかに着く気配がない夢ばかりだった。
「他人の都合や状況で簡単に進路が変わってしまう」そんなことをカウンセラーに言われた気がする。
目的も意思もない。そんな夢。当時はどういうことかわからなかったが、今思うこと。
進路を決めた学生時代。"何がしたい"・"どこへ行きたい"ということがほとんどわからなかった。ただ目の前にあった選択肢を選んだだけだ。
うまく言えないが志望以前の問題があったようだ。身の安全が脅かされたりや他人の意思が必要以上に介入してくる状況。
そのことの破壊的な影響がここのところやっと朧げにわかってきた。自分のしたいことを選ぶなんて贅沢、という以前に自分には何かをしたいと思う気持ちがあるという感覚すらなかったということ。自分の意見が尊重されない世界ではそれは自覚されることはない。うまく説明できそうもないが。
そんな状況で何かを考えることはできない。そういう状況で生きると意思がなんなのかわからない。自己や意思は生き残るのに全く役に立たないもの。むしろ発言することで自分を危険にさらす。使わないから育たない。
自分の身を守ること。我慢しないこと。これらもいまだによくわからない。昔職場でもたびたび注意されたがどうやっても自覚できなかった。自分が我慢しなければうちの中は回らないし、結果的に自分が危険にさらされる。
やっとここまでわかってきた。"普通"の世界と何が違うのかということ。志望動機以前の問題があった。学生時代にはすでに周回遅れになっていた。皆が小学生中学生の時に済ませていた(だろう)ことが全くできていなかった。自分はそういう世界には生きていなかった。自分の中では別の何かが成長していて、その何かはこの世界を生きる上では障害になる。
子ども時代に役に立たないものは自覚されなくなる。そういうアイデアがあるんだなあ、くらいはわかるけれども身にはつかない。結果できてなくても気づかない。
皆が当たり前にできているなら当然自分もできているはずと思う。まわりも当たり前のことすぎてそれができない人間がいるなんて思わない。
まだ漠然とだけど、そういうことがわかってきた。寒々とした風景が見える。
それにしても、何で子ども時代にああいう大人ばかりいたのだろう。他人の言いなりになって家族を犠牲にする大人。家族に興味がない大人。