晴れ。暑い。
夏が最後の力を振り絞って攻撃、くらいのダメージ。
いちいち悪意を感じない。
夢を見た
自宅。姉もいる。CDの歌詞カードを見ている。歌詞と共に歌を作った時の歌手のこだわりが書かれている。
夏に関する歌だ。自分はこの歌が大好きだし、落ち着いて聴けるCDも大好きだと思う。(終わり)
思ったこと
目が覚める。確かにCD時代の方が楽しく聴けていたな。ネットもなかった。
しばらくしてあの歌手に夢の中で聴いたタイトルの曲はなかったと気づく。何だったんだ。
買い出しに行く。久しぶりにデパートの地下食品売り場へ。
デパートはものが大量にあって疲れる。ファッション・化粧品など。ぐったりする。
変な言い方だが、こんな中にいてよく気が狂わないなと思う。モノと広告だらけだ。
"欲"を強烈に掻き立てられて辛い。眩暈がする。
服屋の種類と数の多さ。服なんて制服でいいのに、と思う。それは極端か。
そういえば高校時代先生に「何故君たちは制服廃止の運動を起こさないのか」と不思議がられたことがある。だって面倒じゃん。毎日今日は何着ていこうか悩むの。そういうことが起きないため・勉強に集中するための制服だろ、たぶん。
服の種類も新製品が出るスピードも早すぎる。あれいいな、と思って次に行くともうない。
大人ですらそうなんだから、子どもにとってはさらなる衝撃だろう。時々おもちゃのコーナーの前で、ひきつけを起こしたかのように泣き叫んでいる子どもを見る。
子どもも自分で何でこんなことになっているのかわからないのでは。何の訓練もなしにあんな膨大な広告や商品と対峙させられたら大変なことになると思う。
久しぶりにデパートに行った感想がそれかよ。最近読んでいる本(*)のせいかも。
*:「依存症ビジネス ー『廃人』製造社会の真実」(デイミアン・トンプソン著 中里京子訳 ダイヤモンド社)
夢で見たCDのこともそうかも。サブスクは量が多すぎて情報を眺めているだけで「もういいや」となってしまう。受け止められる情報量には限界がある。
歩く。道端のイチョウの木はまだ葉が青いのに銀杏がなっているものがある。植物も混乱しているのか。
歩きながら本の内容を思い出す。よく考えたら、広告で提示されているものと自分が必要なものとは何の関係もないことがほとんどだ。広告がこっちが欲しいものを決めてしまう。当たり前だと思っていたが何だかおかしい。
今日は変だな。バテないうちにさっさと帰ろう。