晴れ。
雪は大したことなくてよかった。
夢を見た
学校。またテストだ。
四苦八苦して問題を解きにかかる。
そこに先生が入ってきてテストの終了を告げる。
なぜかかなり慌てている。
生徒は三々五々に散っていく。
本を読んでいると先生が来て話があると言う。
時計を見たがまだテスト時間の最中のよう。
隣の教室のベランダに行く。先生と話す。
そこにいた生徒たちが「とっておいたほうがいい」と言う。
話の内容を”録って”おいたほうがいいということだろうか。
先生が話す。「お前の成績を精査した結果、進学するには足りないということになった」とのこと。
この成績で進学させたらこの学校に迷惑がかかるということか? と聞き返すと「そうだ」との答えが返ってきた。
はっきり言われたので少し驚いたが、まあそうだろうなと納得した。
そして、これで学校に行かなくて済むと気づいて、ぐったりした。
(頭のどこかですでに学校は卒業しているし、2度目は行かなくても問題ないか、と思っている)
先生に「どうかしたのか」、と聞かれたのでそのことを言った。
「学校の何が嫌なのか?」と聞き返されたので、学校そのものが嫌だ、と答えた。
学校に行かなくて済むのはいいけれども、この先どうしたらいいんだろう。
旅に出たい。旅は金がかかるからユアミでもしようかと思う。(終わり)
思ったこと
目が覚める。なんだこの夢は。
ユアミってなんだろうと思って少し考えたがすぐに”湯浴み”のことだと気づく。一瞬夕涼みかなにかだと思った。一度行ったことがあるだけの京都の鴨川の川べりのイメージが浮かんだ。
思い出す。学校に行くことでいろいろなものから自分の身を守っていた。学校は苦手だったが居場所があったこと自体は助かった。だからさぼらずに通った。当時はそうやって何とか毎日をしのいでいた。
だけど今だから言える。本当は学校が大嫌いだった。大量の人間もテストも時間割もすべてが嫌だった。
(だけどその中にも、これは、と思うものがあった。それは哲学や倫理学など自分の通っていた学科とは関係のない分野だった。それらは学校に行かなくなって何十年もたった今でも興味がある)