雨。夏の後半の気候。
最近は涼しくなったと思っても、平気で35℃になったりするから恐ろしい。
夢を見た
午後、自宅にいる。自宅といっても知らない家。引っ越したばかりのよう。
出掛ける。母と知らない男女と一緒。坂を上る。男女は何かを持っている。ポケモンGOでもやっているのか。
男女の持っているものを見る。ポケモンではなく昆虫だった。
どうしたのか?、と聞かれたので、昆虫は苦手だ、とこたえる。
急に疲れを感じて帰ることにする。
母にそう言うと、あんたが野菜を買いたいと言ったから出てきたのに、と苦情を言われた。
私はそんなこと言った覚えはない。
彼らと別れて坂を下る。新しい土地のせいか道に迷う。
下りすぎたようなので、また坂を上る。
新しい分譲地に迷い込む。工事中の仕切りやコンクリートを踏まないように注意して歩く。
トンネルに入る。トンネルの出口で何故か副総理が交通整理をしてした。
適当に指示をするので皆混乱する。若い女性が乗ったポルシェが直進しようとして止められた。ポルシェは後退して止まる。
副総理はポルシェの女性のところに来る。
女性は交通整理に使う、矢印のついた道具を副総理から取り上げる。(終わり)
思ったこと
目が覚める。また変な夢だ。
迷子になっているけれども切迫感はない。こういう生き方なのか。
迷子って心理的なものなのかもしれないな。
やっていたゲームをクリアした。(「零~濡鴉ノ巫女~」コーエーテクモゲームス)
やっと、という感じだ。最後は攻略サイトを見てしまった。
ヘビーだった。動画サイトでは、難しいゲームを易々とプレイしているものが、たくさん上がっている。いったいあれはどうなっているんだ。
上手、というだけでなく、準備もしているのだろう。
感想は、人間は面倒くさい、というものだ。
ゲームの感想としてはどうかと思うけれども。
同じホラーゲームでも、悪の企業や組織と戦う・モンスターや人間でなくなってしまったゾンビと戦う、というテーマだったら面倒なくどんどん敵を倒してクリアしたと思う。
精神的にかなり楽。ゲーム自体はヘビーなので難易度は下げるが。
だけど、こういう人間個人と向き合うゲームはそういうわけにいかない。
相手の事情が見えすぎる。気持ちよくぶっとばすというわけにはいかない。どこか後ろめたい。
ぶっとばすわけにはいかないが、問題は処理しないといけない、となると相当面倒。
とはいっても、倒すんだけれども。
初代バイオハザードの冒頭のシーンで、あいつは人間じゃない。モンスターだ、と人間(だったもの)を銃で倒す言い訳をしていたことを思い出した。
そうか、企業や組織の構成要素は”人間”ではないのか。いや、人間なんだけれども、システムを支える構成要素として、わりと粗末に扱われる。
だけど、その構成要素を人間個人として知ってしまったら、もう粗末に扱えなくなる。
政治家だって、遠くからだから文句言いたい放題できる。政治家個人が目の前にいたら、なかなかそんなことはできない。
なんでこんなこと考えるのか。自分の過去の記憶。まわりで母やその入信している宗教団体に滅茶苦茶にされた。さんざん書いた。
でも、母も彼らも悪の組織ではなく、ただの人間として目の前にいた。ただの人間としているものに、文句を言うのはとても困難があった、というか無理だった。暴力なんてもってのほかだ。
となると考えることになる。実際の敵は何なのだろう。
考えると立ち止まってしまう。そしてさらにやられ放題になる。苦い経験。
考えないで行動するやつの方が強いのか。でも私はそんなわけにはいかない。あんなものを見せられて、そんなことはできない。
ゲームをプレイしたら、そんな思いが整理された。ゲームの感想ではないかもしれないが。
人間の心理や精神は重い。悪の組織みたいなわかりやすい悪がない。
問題を外側から見ることがとても困難だし、理屈抜きで心と心がつながってしまう。
ひたすら銃を撃ちまくるおバカホラー?のようにはいかない。おバカホラーも好きなんだけど。
そういう問題を扱ったのがジャパニーズホラーなのだろうか。勝手な思い込み。ホラーはあまり見ないので詳しくないがそう思った。
だとすればこのジャンルはかなり重要だ。やっぱりなくなったらダメだよ。
そんなことを思った。