晴れ。
夏バテのような症状がずっと続いている。
いつになったら涼しくなるのか。
夢を見た
自宅の2階にいる。何かの作業をしている。
そこへ母がやって来てあれこれ言ってくる。
何故か急にものすごく腹が立ったので、「いいかげんにしろ」と母を怒鳴りつける。
大して影響がなかったようだ。母は相変わらずの状態。(終わり)
思ったこと
目が覚める。こうして書き出してみるとひどいことをしているな。
何でこんな夢を見たのだろう。
思い出す。昨日の出来事。また暗い鬱な話。
一昨日の夜、母が久しぶりに精神的に不安定になって、父のことをボロクソにけなした。
いつもならある程度話したところでやむのだが、今回は全くやむ気配がなかった。父は酒を持って2階に避難した。
あの状態ではどうすることもできない。何か言っても火に油を注ぐだけで余計に騒ぎがエスカレートする。
子どもの頃からそういうのを嫌というほど見てきた。
まだ、暴力を振るったり、宗教の理屈を言って脅さなくなっただけましになったというべきか。
父は完全に萎縮してしまった。
それで思い出した。子どもの頃のこと。私が同じように不安定になった母親に滅茶苦茶に言われているのを、父は隣でニヤニヤ笑いながら見ていた。
あのニヤニヤは何だったのだろう、とずっと考えてきた。父も私に悪意があるのか?
今は思う。あのニヤニヤは複雑な環境で育った人間特有のものらしい。
問題が多岐にわたっているので子どもではどうすることもできない。そういう環境。
それで困ったような笑ったような顔になる。そういうことらしい。
父も問題のある家庭で育ったのだ。祖父は酒飲みの道楽者だった。
恐ろしいのは、大人になってもその振る舞いが変化しないということだ。
そして次の世代に問題が引き継がれる。
次の朝。私は母にあれは言い過ぎだと言った。
母はカンカンに怒って、何でこんなことを言われなければいけないのか? 私は一生懸命やっているのに、と言った。
そして、こんな家出ていきたい、とつけ加えた。
これも子どもの頃からよく言われた。
子どものころの私はこれを言われてショックだったのだろうか。
よく覚えていない。色んなことがありすぎてショックなんて感じる暇がなかった。
介護で疲弊している母親・不安定になる母親・暴力的な宗教・自分の具合の悪さ・定期的にてんかんの発作を起こす姉など。
それらが絡み合ってとんでもないレベルの刺激になっていた。だからそれぞれがどうだったかなんてとても覚えていられない。
だから、どう思っていたのかなんてわからない。普通に考えていたらショックなのだろう。
あるいは逆にトラブルが減って助かる、くらいの感想になったかもしれない。もう宗教のことで脅されなくてすむ。
本当にひどいな。書いていて思った。
今、その「出ていく」という発言を聞いてどう思ったかというと、
(別にええけど、行くとこあんの?)
くらいのものだ。口に出しては言わなかったけど。
母も「行くところがあったら、出ていく」と言い直していた。
あ、意外と冷静に考えているんだ。
それなりに皆強くなっているのかもしれない。
自慢できるようなことじゃないけれど。
というか面倒くせえ。それであの夢か。やっとわかったわ。