曇り。
秋はそろそろ仕事開始してほしい。
熱帯夜で大量に夢を見てその度に汗だくで目を覚ます。
内容は覚えていないが学校ではなかったと思う。
買い出しに行く。
出がけに母に、何か買ってくるものは、と聞く。
夕飯を買ってきてくれ、とのこと。ホッとする。
母はプライドが高く、自分で食事を作らないと気が済まない性格。
ここのところの暑さの中でも“親の仇“的な表情を浮かべながら作っている。
夕飯を作るのを諦めたということはよほど疲れているのか。
親の仇、というか親の親(つまり私の祖母)の影響は何かあるのかもしれない。
祖母は料理するの嫌いだったな。帰国子女で我も強かったし。そのへんと何か関係があるのだろうか。
電車を降りて歩く。蒸し暑い。強烈な暑さではないが夏のダメージも蓄積しているので危ない。クラクラする。
写真でも撮ろうかと思ったがそれどころではない。それで思う。ここ最近は何の目的もなく彷徨い歩くということができなくなった。そしてそれはとても大事なことだった。目的なくやること。
スーパーに入る。秋の果物が並んでいる。暑いが季節は確実に進んでいる。冷凍の牛丼がいつの間にか一パック3個入りから2個入りになっている。それで値段は変わらず。かなりの値上げだ。
ドラッグストアに入る。いつも使っているボディシャンプーがない。いやあるのだが、余計なものが添加された新製品になっている。
自分みたいなアレルギー持ちにとって新製品を使うことはギャンブルだ。外すとかぶれたりはれたりとかなりのダメージを受ける。だから身体に合うものが見つかったら同じ製品を使い続けたい。最近はそれが難しい。製品があるうちに買いだめしておいた方がいいのか。
別の店で買い物をする。袋詰めするコーナー無くすのやめてくれ。入る店をちゃんと選別しないといけない。
駅前までくる。改札内に入る。駅の自販機や売店で気づいたこと。それは飲み物の種類が減ったことだ。選ぼうにも種類がない。コーヒー・スポーツ系・健康茶・水それくらいだ。身体に悪そうなものが排除されている。いやエナジードリンク系はあるからそうでもないのか。ただ種類が減った。ウーロン茶を飲もうと思ったんだけどない。ビタミン系の炭酸もない。3箇所くらい自販機を巡ってやっとビタミン系の炭酸を見つけて飲む。
“そのもの“の飲み物が減った気がする。ただの緑茶でなく健康成分が入ったもの。コーヒーもあれこれ混ざったもの。健康茶なんて最初からブレンドされている。スポーツ系なんてケミカルの塊だ。工業製品みたいな飲み物ばかり。何故なんだ。
ヘトヘトになりながら帰宅した。父が、母がまだ帰ってこない、とわざわざ言いにくる。それでどっと疲れた。自分の中で収めてくれ。
しばらくして母帰宅。父親に迎えにきてくれと電話しようかと思ったがごちゃごちゃうるさく言われるのが嫌だからやめた、とのこと。うちらしいエピソードだなと思う。
とにかく無事に帰ってくることができた。洗濯して休むことにする。